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ヴィトンバッグの歴史について

 

 

これは意外かも知れませんが、実はルイ・ヴィトンが世界的に評価されるようになったのは、創始者であるルイが亡くなった後のことです。

 

いい物はいつも時代を先取りし過ぎているため、その時代では評価されないことが多いんですね。
ピカソも生前はあまり評価されていませんでした。

 

ヴィトン社はまず「グリ・トリアノン・キャンバス」(Gris Trianon) というトランク工場として創始されました。
灰色のキャンバス地で覆われており、とても軽量なものでしたので、これが好評だったんですね。

 

 

1860年、ヴィトン社は販売の拡大と共に、どんどんと需要を伸ばし、規模を拡大していきました。
1867年、世界博覧会で銅メダルを獲得。これにより世界的な地位を獲得。
1869年、エジプト総督のイスマーイール・パシャがトランクを発注。
1877年、ロシアのニコライ皇太子(後のニコライ2世)がトランクを発注。

 

スペイン国王アルフォンソ12世からも、トランクの注文を受けていますので、スラブ、ラテン系王侯族により重用されていたようです。

 

 

トランクの上から布地を貼るというルイの技法は当時は画期的でしたが、それが仇となり、容易にコピー商品が出回ることにつながってしまいます。

 

1872年、ついにルイは別の布地を使うようになりました。

 

この布地は、「Striped Canvas」として知られているベージュと赤の2色で色づけされた布地として有名ですが、しかし、この布もまた、すぐにコピー商品が出回るこになってしまいました。

 

 

ここからがヴィトンの真骨頂ですが、全くコピー商品に押されることなく、むしろコピー商品が出ているという事実がこのルイヴィトンのブランド力を強めていったのです。

 

真似したくなるほど製品ブランドがバッグ業界でも認められていたということですね。

 

 

1885年、ヴィトン社はロンドンに進出。
1888年、これ以上のコピー商品の製作に歯止めをかけるため、ベージュと茶褐色のチェス盤にルイ・ヴィトンの銘が入った「ダミエ・ライン」と呼ばれるデザインを考案します。

 

1889年のパリ世界博覧会で、ルイ・ヴィトン社に金賞をもたらした。
しかし、またしても商標登録もされていたにもかかわらず、コピー商品が出回ることになりました。

 

現在は白と灰色の「ダミエアズール・ライン」、黒を基調とした「ダミエグラフィット・ライン」も有名ですね。

 

 

1890年、5枚羽の錠前を開発。
1892年、ハンドバッグの販売を開始、トランクやハンドバッグなどが掲載された最初のカタログもリリースされました。

 

1896年、ダミエの模倣品が出回ってきたことから、ヴィトン社はそのトレードマークとなる布地を新たに発表しました。

 

モノグラム・ラインと呼ばれることになるその模様は、様々なシンボルと共にルイ・ヴィトンを示す「LV」というマークが描かれています。

 

1901年、トランクの中に入れることのできる小さなカバン「スティーマーバッグ」を発表した。
1904年、新商品として、香水や衣類などの商品を小分けにできる仕切りの付いたトランクを発表した。

 

1914年、パリのシャンゼリゼに世界最大のトラベル・グッズ専門店をオープン。
ここには世界中からファンが訪れ、連日長蛇の列が出来ています。

 

特にパリでは日曜日はどのブティックも閉まっている状況の中、このシャンゼリゼ店は営業をしています。
私もこの前を通ったときにちゃっかりと記念撮影もしてきました。

 

歴史をみてもブランドとしての輝かしきものを感じますね!


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